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第27回「沖縄」研究会(2022年1月21日 (金) 19:00〜)

明けましておめでとうございます!本年も「ゆるく、長く、楽しく」をモットーに研究会を開催して参りますので、皆様何卒よろしくお願い申し上げます。


「沖縄」研究会 第27回例会を下記のとおり開催いたしますのでお知らせいたします。

ご多用中とは存じますが、ぜひご参加くださいますようご案内申し上げます。

次回例会も引き続きzoomを使ったオンラインでの開催となります。


研究会にご参加ご希望の方は「okinawanstudies.jindai@gmail.com」まで

「お名前(よろしければご所属)・ご連絡先(メールアドレス)」をご連絡ください。

後日ZoomURLをお知らせいたします。





<日時> 2022年1月21日 (金) 19:00 ~ 21:00

<場所> ZOOM によるオンラインで開催(要事前予約)

<発表者> 伊良波 賢弥氏

<発表タイトル>

 近代沖縄における組踊の伝承 ―首里士族による「古典劇」の保存―


<発表概要>

従来、組踊の歴史は、1879年を境に王国時代と近代に区切られ、近代では首里士族が糊口を凌ぐために、組踊などの古典芸能を上演していたと説明されることが多かった。また、主として舞台役者の芸能興行の歴史が描かれ、旧王府官僚の動向にはあまり注意が向けられてこなかった。

そこで、本発表では、旧王府官僚やその子弟らに目を向け、近代における組踊伝承の様相について概観する。冊封儀礼や王家の行事が途絶え、日本の一部となった沖縄で、彼らがどのように古典芸能を守り伝え、組踊にどのような位置付けを与えたのか考察したい。

<発表者プロフィール>

2021年3月、神奈川大学大学院(博士前期課程)修了。専門は民俗学。主に沖縄(首里)の年中行事や古典芸能の変遷について研究中。現在、那覇市文化財課に勤務。2020年、第1回新作組踊・戯曲大賞(国立劇場おきなわ主催)で大賞を受賞。



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